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エッセイ|キリスト教墓地 クリスチャン共同墓地「園の墓」 葬儀コーディネート エクレシアサポート

エッセイ

Vol.5

海外から来られ納骨

暑い夏の日であった。アメリカから日本人の婦人より一本の電話が入った。「クリスチャンであった弟が日本で亡くなったので納骨をお願いしたいのですが。」私は「園の墓」の紹介と納骨における諸手続きの説明をすると、婦人は即決されて、翌週日本に来られることとなった。婦人は成田空港に着いた翌朝私の所に出向いて来られ、申込書に記入をし、現金で支払いを済ませた。そしてその翌日には納骨式を執り行うことになった。何という決断力と行動力であろうか。
婦人はアメリカ人と結婚し、現在ワシントンに住んでおられる。しかし独り身の日本に住んでいた弟が病で亡くなってしまった。婦人は未信者であるが、弟がキリスト教会に通っていた事を聞き、クリスチャンの共同墓地を探していたという。
納骨式はその婦人と私だけで執り行われた。婦人はアメリカで教会に何回か行ったことがあるため、「いつくしみ深き」と「驚くばかりの」のメロディーは知っておられた。そこで一緒に賛美をし、メッセージを語らせて頂いた。被納骨者が信者で、未信者の参列者にメッセージができるのは宣教の良い機会である。死は終わりでなく祝福の入口である。またこの世において如何にクリスチャンが平安と希望に溢れて歩む事が出来るかを話し、そして神が如何にその婦人を愛されているかを語った。
車で駅に送る帰り道、婦人はアメリカで教会に通ってみると決心された。決断力と行動力のあるその婦人は近いうちに神を見つけ出し、信仰に入ると私は確信した。
マタイ7:7-8「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」

婦人は、「私が亡くなったら、この「園の墓」のお世話になると思いますのでよろしくお願いします。」と帰って行かれた。私は、「アメリカの墓地でご主人と一緒に入るのではないですか。」と聞くと首を横に振られたように見えた。私は理由と問うことはしなかったが、何か切なさを感じた。そしてそういう方々のためにも重荷が与えられたような気がした。婦人が一日も早く信仰に入り、主にある平安と喜びに包まれて頂きたい。

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