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エッセイ

Vol.30

終活は何から始める?-終活牧師が行く#2

老後のこと、葬儀のこと等を考えると、心配で夜も眠れない…
と言いつつ、何から始めたらいいのかわからないのが終活。
さて、あなたならまず何から手をつけますか?


こんにちは、終活牧師の榊哲夫です。

たまに相談を受けることがあるのですが、夜も不安で眠れないと言う方々がおられます。

そのような方とお話をして、夜も眠れないほど、何が心配なのですか?と聞いてみると、

考え込んで具体的に答が返ってこないのです。

何が心配なのか、何を考えたら良いのかも分からず、漠然としていて、ただ心配と恐れに束縛されている場合が多いです。

具体的に心配事を話して頂ければ、アドバイス出来ることもあると思うのですが。

でもその方々の気持ちも分かります。

ある程度知識が無いと、具体的に何を準備したら良いのかわからないのです。

実際のところ、準備しておいた方が良いことはたくさんあります。

列挙したところで、どこから手を付けたら良いのかわからず、呆然としてしまうでしょう。

例えば引っ越しの時はどうでしょうか?何十年も住んでいた家を引っ越す。

やることが多すぎて、慣れていない人にとってただ呆然としてしまい、気が滅入ってしまいます。

気が滅入ることを、いつ自分が死ぬのか分からない、何で今準備をしないといけないのか、と投げ出してしまう訳です。でも投げ出した後また、漠然と不安と恐れがやって来てしまう。

じゃあ、何から始めたら良いのでしょうか?

私はまず整理整頓から始めることをお勧めいたします。

整理とは、不要になったものを処分すること。

そして整頓とは、利用しやすいように、並び替えることです。

まず、机の上から整理整頓しましょうか。そして机の中の整理整頓、本棚の整理整頓、洋服の整理整頓、写真の整理整頓。最初の第一歩はエネルギーが要りますが、始めてみると楽しくてどんどん進みます。

これをやっていくと、いろんなことを発見しますよ。あっ、これ忘れてた。これはあの人にあげよう。あ、あの人と連絡しよう。会いに行こう。本当は自分がしたかったことはこれだった。そしてこの世を去るまで、これをやっていこう!

終活は本来、自分が死んだ時に、家族や周りの人たちに迷惑をかけないように準備しておくことですけど、でも終活を始めてみると、生きている間にやろうという様々なことが見つかり、生活が生き生きしてくる、充実した人生を送ることが出来るようになるのです。

終活を是非気楽に始めてください。整理整頓から始めて、自分のやり残したことや、やりたかったことを見つけ出してください。残りの生涯、充実したものとなりますよ。

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